Apple Intelligence
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定義
Apple Intelligenceは、macOSに組み込まれたAppleの生成AI機能群で、テキストの書き直し、校正、要約を行う作文ツールなどが含まれます。M1以降を搭載したMacモデルとMacBook Neoで動作し、多くの場合はデバイス上のモデルを使い、より複雑なリクエストはAppleのPrivate Cloud Computeサーバに送ります。
Macで文章を書いたり音声入力したりする人にとって、Apple Intelligenceが役立つのは言葉が画面に入ったあとです。段落を別のトーンで書き直したり、校正したり、要点にまとめたりできます。選択したテキストに対して働き、入力できるほとんどの場所で使えます。
これは音声入力とは別のものです。音声入力は話し言葉をテキストに変換する機能で、独自の設定と独自のプライバシーページがあります。AppleがMac向けに公開しているApple Intelligenceのページのどれにも、音声入力はApple Intelligenceの機能として挙げられていません。
Apple Intelligenceを使えるMac
現行リリースに関するAppleの要件ページによると、macOS 27のApple Intelligenceは、M1以降を搭載したMacとMacBook Neo(A18 Pro)で利用できます。Intel搭載のMacは一覧にありません。Appleによると、対象のデバイスでは27.0リリースにアップデートすると、対応する言語と地域で機能が自動的に使えるようになります。
Apple Intelligenceは以前のリリースにもありました。macOS Sequoia 15のMacユーザガイドでは、M1以降を搭載したMacモデルでベータ版として利用できると説明されており、macOS Tahoe 26のガイドでは、「システム設定」の「Apple IntelligenceとSiri」に「Apple Intelligenceをオンにする」ボタンがあります。
- Mac:M1以降、またはMacBook Neo(A18 Pro)。
- システム:現在の機能をすべて使うにはmacOS 27 Golden Gate。作文ツールをはじめ多くの機能は、macOS Tahoe 26以降が対象として挙げられています。
- ストレージ:M3以降を搭載し、ユニファイドメモリが12GB以上のMacモデルでは最大14GB、そのほかの対象Macでは最大8GB。
- 言語:デバイスの言語とSiriの言語を、同じ対応言語に設定する必要があります。
- 地域:Appleによると、現在のところ中国本土では機能が動作せず、一部の機能は地域や言語によって異なります。
Macで作文ツールを使う方法
作文ツールは、Apple Intelligenceのうちテキストを編集する部分です。Appleによると、他社製のアプリやWebサイトを含め、文章を書くほとんどの場所で利用できます。選択したテキストだけを対象にするので、入力したテキストでも音声入力したテキストでも同じように動作します。
- 推敲または要約したいテキストを選択します。
- 選択範囲をControlキーを押しながらクリックし、「作文ツール」を選択してから「作文ツールを表示」を選択します。
- テキストをチェックするには「校正」を、新しいバージョンを作るには「書き直し」をクリックします。
- 書き直しのトーンを指定するには、「フレンドリー」、「プロフェッショナル」、「簡潔」のいずれかをクリックします。具体的な指示を出したい場合は、「変更を説明」をクリックして、希望する内容を入力します。
- 代わりに短いバージョンが欲しい場合は、「要約」または「要点」をクリックします。
- 終わったら「完了」をクリックします。
Apple Intelligenceで音声入力は変わりますか?
Appleは変わるとは言っていません。要件ページにはmacOS 27とmacOS 26でApple Intelligenceが提供するすべての機能が挙げられていますが、その中に音声入力はありません。Apple Intelligence、作文ツール、Apple Intelligenceのプライバシーに関するMacユーザガイドのページにも、音声入力は出てきません。
音声入力はこれまでどおり「システム設定」→「キーボード」→「音声入力」にあり、Apple Intelligenceを使えないMacでも動作します。そのプライバシー条件は、Appleの別のページ「Siri、音声入力とプライバシー」に記載されています。実際には、この2つは順番に組み合わせて使えます。音声入力で下書きを作り、それを選択して作文ツールで校正したり書き直したりします。
macOS 27では、AppleはSiri AIもベータ版で提供しており、文章の作成、書き直し、校正、フィードバックができます。Appleによると、Siri AIの作文サポートを使えないユーザ向けには作文ツールが用意されています。
Apple Intelligenceのプライバシー:デバイス上とPrivate Cloud Compute
Appleによると、多くの場合Apple Intelligenceのモデルは完全にデバイス上で動作するため、データがMacの外に出ることなくタスクを完了できます。より多くの計算能力が必要なリクエストの場合、MacはリクエストをPrivate Cloud Computeに送ることがあります。Private Cloud Computeでは、Apple siliconのサーバ上でより大きなモデルが動作します。
Appleによると、Private Cloud Computeで処理されたデータは保存されず、Appleがアクセスできる状態にもなりません。リクエストを実行するためだけに使われ、結果はデバイスに返され、何も保持されません。また、独立した研究者がそのサーバで動作するソフトウェアを検査できるとしています。
Appleのページには、作文ツールのリクエストがMac上にとどまるのかPrivate Cloud Computeに送られるのかは、機能ごとには書かれていません。リクエストごとにMacが判断します。Appleは、サーバへのリクエストについて、おおよそのサイズや所要時間など限られた情報を収集することがあり、その情報には内容は含まれないとしています。
MacがPrivate Cloud Computeに送信した内容を確認する方法
macOSでは、MacからPrivate Cloud Computeに送られたリクエストのログを残し、書き出すことができます。AppleのMacユーザガイドではこの設定を「Apple Intelligenceレポート」と呼び、Appleのプライバシーページでは「Apple Intelligence & PCC Report」と呼んでいます。
- 「システム設定」を開き、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「Apple Intelligenceレポート」の設定をクリックします。
- レポートの期間として、過去15分間または過去7日間を選択します。
- 記録するリクエストができるように、ふだんどおりApple Intelligenceを使います。
- 設定に戻って「アクティビティを書き出す」をクリックし、ファイルの保存先を選択してから「書き出す」をクリックします。
- 保存したファイル(Apple_Intelligence_Report.json)をテキストビューアで開きます。
Apple Intelligenceの機能をオフにする方法
オフにする方法はmacOSのバージョンによって異なります。macOS Tahoe 26では、Appleのガイドに「システム設定」の「Apple IntelligenceとSiri」にある1つのコントロールが説明されています。macOS 27では、Appleのガイドに機能が1つずつ挙げられており、それぞれに専用のスイッチがあります。
- Siri AI:「システム設定」を開き、サイドバーで「Siri」をクリックして「Siriをオフにする」をクリックし、確定します。
- メッセージの要約:「メッセージ」で「メッセージ」→「設定」と選択し、「メッセージを要約」をオフにします。
- メールの要約:「メール」で「メール」→「設定」と選択して「表示」をクリックし、「メッセージプレビューを要約」をオフにします。
- 通知の要約:「システム設定」を開いて「通知」をクリックし、「通知を要約」をクリックしてオフにします。
- 自分や子どもに対する制限:スクリーンタイム設定のSiriの制限を使います。
よくある質問。
使っているMacはApple Intelligenceに対応していますか?
Appleによると、macOS 27のApple Intelligenceは、M1以降を搭載したMacとMacBook Neo(A18 Pro)で利用できます。Intel搭載のMacは挙げられていません。
Apple IntelligenceでMacの音声入力は良くなりますか?
Appleはそうは言っていません。AppleのApple Intelligenceの機能一覧に音声入力はなく、音声入力には独自の設定とプライバシーページがあります。
Macで作文ツールを開くにはどうすればよいですか?
テキストを選択してControlキーを押しながらクリックし、「作文ツール」を選択してから「作文ツールを表示」を選択します。そこから、校正、書き直し、要約、変更の説明ができます。
Apple Intelligenceは書いた文章をAppleに送信しますか?
Appleによると、多くのリクエストは完全にデバイス上で処理され、より複雑なものはPrivate Cloud Computeに送られます。そこに送られたデータは保存されず、Appleがアクセスできる状態にもならず、リクエストの実行だけに使われるとしています。
MacでApple Intelligenceに必要なストレージはどのくらいですか?
Appleによると、M3以降を搭載し、ユニファイドメモリが12GB以上のMacモデルでは最大14GB、そのほかの対象Macでは最大8GBです。
音声入力したテキストに作文ツールを使えますか?
はい。作文ツールは、文章を書くほとんどの場所で選択したテキストに対して使えるので、テキストを入力したか音声入力したかは関係ありません。