Wispr Flowはオフラインで使えますか?使えません。接続がないときに使えるもの

Atta 🐬

創業者、Flit

· 更新

要点

いいえ。Wispr Flowにはオフラインモードがありません。プライバシーページには「文字起こしは常にクラウドで行われる」とあり、ヘルプページでは、オフラインで音声入力を始めることを失敗の原因の1つに挙げています。音声は保存され、オンラインに戻ってから最大14日間は再試行できます。Macで接続なしに音声入力するには、Apple標準の音声入力か、Mac用のローカル音声入力アプリであるFlitを使います。Appleの音声入力は、「キーボード」設定にデバイス上で処理されると表示されていれば接続なしで動作します。Flitは音声モデルをMac上で動かし、Wi-Fiがオフでも動作します。

オフラインで音声入力したいときにすること

  1. オフライン中にWispr Flowの音声入力が失敗した場合は、接続し直してアプリの「History」を開き、再試行します。音声は14日間保存されます。
  2. 何もインストールせずに簡単なメモを取るなら、Appleの音声入力を使います:「システム設定」→「キーボード」→「音声入力」。スイッチの下の説明に、デバイス上で処理されるのか、接続が必要なのかが表示されます。
  3. 接続なしで、どのアプリにも仕上がったテキストを入力できる音声入力を使うなら、モデルをMac上で動かすアプリをインストールします。モデルはオンラインのうちにダウンロードしておきます。
  4. 出かける前に試します:Wi-Fiをオフにして、1文だけ音声入力します。オフラインで動くアプリなら、何も変わりません。

「ローカル」をうたうアプリなら、Wi-Fiをオフにするのがいちばん簡単で確実な確かめ方です。それでも動くなら、音声モデルはMac上にあります。

音声入力アプリがオフラインで動くかどうかは、音声モデルがどこで動くかで決まります。Wispr Flowはサーバ上で動かすので、音声入力のたびにサーバとの往復が発生します。モデルをMac上で動かすアプリには、待つものがありません。表では、各メーカー自身のページをもとに、3つの選択肢を並べています。

接続のないMacで音声入力する

選択肢オフラインで使える?知っておくこと
Wispr Flow いいえ。文字起こしは常にクラウド オフラインで始めた音声入力は失敗し、14日間は「History」から再試行できる
Appleの音声入力 一部の言語で可能。お使いの言語がデバイス上で処理されるかは「キーボード」設定に表示される 標準搭載で無料。話した言葉を入力し、句読点や疑問符は自動で入る
Flit はい。音声モデルをダウンロードすれば常に どのアプリにも仕上がったテキストを入力。話した内容はMacから出ない

接続が切れたときのWispr Flowの動作

Wispr Flowのプライバシーページには、文字起こしは常にクラウドで行われると明記されています。文字起こしが遅い・失敗する場合のヘルプページでは、オフラインでの音声入力を原因の1つに挙げており、対処法として、接続し直して「History」から再試行するよう案内しています。

接続が弱い場合も、程度は軽いものの同じことが起きます。テキストが遅れて届きます。同じヘルプページでは、接続を確認すること、VPNやプロキシをオフにすること、アプリを再起動することを勧めています。

サーバが必要な音声入力アプリと、不要なアプリがある理由

音声認識はモデルであり、モデルはデータセンターでも自分のマシンでも動かせます。数年前までは、十分に速いのはデータセンターだけでした。Apple siliconがそれを変えました。現行のMacは、サーバとの往復にかかる時間よりも速く音声モデルを動かせます。

これがデバイス上での処理の意味です。モデルを一度ダウンロードするのと引き換えに、どこでも使えて何も送らない音声入力が手に入ります。

FlitはWi-Fiがオフでも動作します

Flitは音声モデルと整形モデルをMac上で動かすので、オフラインでも何も変わりません。キーを押したまま話すと、仕上がったテキストがカーソル位置に入ります。

  • すべての音声入力は、オンラインかどうかに関係なくMac上で文字起こしされます。
  • テキストは約0.7秒で入力されます。サーバとの往復を待つ必要はありません。
  • 選べる音声モデルで、1,600以上の言語に対応します。
  • アカウントも語数制限もありません。
  • Flitは7日間、すべての機能を無料で使えます。その後は$19の買い切りで、アカウントもサブスクリプションも不要です。

知っておきたいこと

  • Flitがネットワークを使うのは、選んだモデルのダウンロード、一度だけのライセンス認証、許可した場合のアップデート確認の3つだけです。すべてプライバシーページに記載しています。
  • FlitはApple silicon搭載、macOS 14以降のMacで動作します。現在、Windows版、iPhone版、Android版はありません。Windows版は開発中です。
  • 音声モデルは約0.5〜2.8GBのダウンロードで、最初に一度選ぶだけです。その後、Flitはネット接続を必要としません。
  • FlitはSOC 2、ISO 27001、HIPAAの認証を取得していません。話した内容はサーバに届かないため、認証の対象となるサーバがありません。組織で認証が必須とされている場合、Flitはその認証を持っていません。
Mac版をダウンロード macOS 14以降 · Apple silicon

よくある質問

Wispr Flowにオフラインモードはありますか?

いいえ。プライバシーページには文字起こしは常にクラウドで行われるとあり、それを変える設定もありません。

インターネットなしでWispr Flowを使うとどうなりますか?

音声入力は失敗します。アプリは音声を保存しており、オンラインに戻ってから最大14日間、「History」から再試行できます。

Appleの音声入力はオフラインで使えますか?

言語によります。「システム設定」→「キーボード」を開いて、「音声入力」の下の説明を読んでください。音声入力がデバイス上で処理されるか、Appleに送信されるか(その場合は接続が必要)が書かれています。詳しくはMacの音声入力のガイドを参照してください。

Wispr Flowのようなアプリで、オフラインで使えるものはありますか?

はい。FlitはMac用のローカル音声入力アプリで、キーを押している間にどのアプリにも仕上がったテキストを入力するという同じことを、モデルをMac上で動かして行います。Wi-Fiがオフでも動作します。Flitは7日間、すべての機能を無料で使えます。その後は$19の買い切りで、アカウントもサブスクリプションも不要です。

音声入力アプリが本当にオフラインで動いているか確かめるには?

Wi-Fiをオフにして音声入力します。それでもテキストが表示されれば、音声モデルはMac上にあります。より厳密に確かめるなら、音声入力中にLittle Snitchなどのネットワークモニタでアプリを監視します。

用語集

ほかのガイド